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2025年10月の雑記

10月02日(木) | ゲーム日記②

 そんな訳で10月。先日紹介した『AI: ソムニウムファイル』の続編、『ニルヴァーナ イニシアティブ』もクリアしました。要した時間は50時間以上。私はボイスを全部聞いてプレイしているので飛ばすタイプの人は半分程度でクリアできるとは思います。

 おそらくは続編の構想がなかったであろう状態から設定を弄って話を大きく膨らませたのはさすが打越鋼太郎氏。今回もやっぱり随所に伏線を張りながら大きな仕掛けを用意しており、我々はすっかり翻弄された末に「なるほどそういう事だったのか」と唸らされたのでありました。

 ただ氏の過去作『ZERO ESCAPE』三部作のそれが見事だっただけに、それと比較してしまうとこちらは一度綺麗に終わっているだけにちょっと後付け感が否めなかったかなという気はしました(本編内で矛盾が生じた部分を指摘するシーンもあるし)。

 硬派なストーリーである一方で、全体的に漫画的にキャラが立っており、ギャグ多めでリアリティも薄めですが、その分今までよりファンが付きやすいというのもわかります。下ネタも相変わらず多くて人を選ぶところはありますが、この辺はもうバカ負けするのが正しい楽しみ方でしょう。個人的に好きなキャラクターは猛馬さんです。

 登場人物の一人、お笑い芸人のアンデス米治の声が不自然な関西弁まで含めて聞いたことあるぞと思ったら『善人シボウデス』のゴーレムの人だったり、過去の打越作品およびスパイクチュンソフトのネタをふんだんに盛り込んだり、わかる人にはたまらないネタも多々。今まで色々とプレイしてきた特権ですな。特に最後の最後に解禁される隠しシナリオはただただ凄い!

 しかしながらシステム的には評判の悪いQTEは健在。設定で制限時間や必要な連打回数の緩和などハードルを下げる手段は用意してありますが、そもそもADVにこの要素は必要なのかという話なんですよねぇ。

 ともあれ今作も楽しませていただきました。それにしてもエンディングのスタッフロールで声優さんの名前を確認してみてビックリ。私の知ってる声優さんたちが全然認識してる声とは違う演技をしていたのでまったく気付きませんでした。改めてプロって凄いなあ。