雑記の更新は不定期です。
2024年7月の雑記

7月31日(水) | ドリーム・マシーン


 今度こそポリメガの話をしますぞ。今年3月にポリメガを手に入れましたというのは既報の通り。

 説明も先月の繰り返しになりますが、『Polymega』はアメリカの会社が作ったレトロゲーム機です。これまでのレトロゲーム機はファミコン等ロムカセットのみに対応してるものばかりでしたが、このポリメガは初のCD-ROMメディア対応。これによりプレイステーション、セガサターン、PCエンジンやメガCDなどのソフトもプレイできるという夢のようなハードとして、2017年に発表された時には皆が色めき立ちました。(ちなみに我らがPC-FXは開発時のクラウドファンディングのストレッチゴール未達成により対応が却下されました。残念)

 しかしながらそこからの道のりが一筋縄ではいかず、様々な事情から開発は大幅に遅れ、そこへ新型コロナウイルスが到来し世界的な半導体不足に直面。一時は続報が完全に途絶え、開発中止を懸念するばかりか心ない一部のインターネットユーザーからは実在を疑う声さえ上がっておりました。
 それでも2021年にようやく最初の予約分が出荷され、ユーザーは3年待たされるもついに現物を手に入れることができたのですが、あくまで最初の約束を果たしたのみに過ぎず、以後の注文分はまったく未定という状況が再び続きました。

 価格においてもベースユニット単体でPS5と同程度の6万円弱と決して安くない買い物とされていたのですが、そうこうしている間に世界中で物価が上がり、加えて日本では記録的な円安に突入。2024年7月時点では8万円台まで跳ね上がっており、これに海外からの送料や関税、インストール用に別途用意すべきSSDなどの費用も加えると余裕で10万円をオーバーしてしまうのでした。ポリメガはロムカセット用のスロットが付いた追加モジュールを接続することでCD以外の他機種も起動させることができるのですが、それらも全部買うとすれば15万円をもオーバーです。もはやPS5どころの話じゃありません。

 それだけにゲーム好きの間でもとても買えないよと高嶺の花となっていたポリメガでしたが、それだけの価値はあると自分もかなり悩んだ末に意を決して昨年9月に注文しました。その時点では発送の目処はまったく立っておらず連絡もなしのつぶてでしたが、2024年に入った頃から供給が安定し、自分も注文から半年後にようやく手にすることができたという次第です(現在は公式サイトから普通に注文して買うことができます)。

 さて、ポリメガはそのままディスクの起動もできますが、前述の通り本体やSSDにゲームデータをインストールすることでディスクを使わずに遊ぶことができます。あいにく当時持っていたファミコンやスーパーファミコンのソフトは処分してしまってたのですが、CDメディアに関してはハードが壊れてしまってても所有し続けていたのが幸いし、ポリメガのおかげで再び150本以上のソフトをプレイできるようになりました(その分インストールにかかる作業は骨でしたが)。

 まず何が嬉しいかって、言うまでもなく往年の名作を遊べるようになったこと。 特にPCエンジンなんかは個人的に思い入れがたっぷりのハードで、リメイクの可能性が限りなく低いものも多いので、また遊べるとは思っておらず感動的でした。この感動が味わいたくて高い金払ったんだし、その甲斐は充分にあったなあ。
 また、ディスクの入れ替えもないので思い立った時に好きなソフトを遊べるので、「次はこれをやるか」というとっかえひっかえ状態がそれもまた体験として楽しい。ポリメガの本体機能としてはどこでもセーブ機能を搭載しており、これにより本来のセーブポイント以外で何度でもやり直すことができるのが攻略面においてとても効率的で重宝します。他にもスクリーンショットが撮れるのが嬉しいですね。

 ただ難点もあり、まず実機ではないので一部に完全動作しないソフトが存在するということ。 概ねちゃんと動作するのですが、わざわざ中古で新たに買ってきたPS版の『クロノ・トリガー』には序盤で進行不能になるというバグが発生し、いきなり遊べなくなってしまいました。これに関しては本体のアップデートでいつか修正されることを願うしかありませんね。
 スクリーンショットに関しても本体に保存したその画像を外に持ち出す手段が外部ストレージを経由することだけで、しかも一枚ずつを妙に時間かけてという非効率なやり方なのでここら辺の改善を望みます。

 そして何より、普通に遊んでいるとものすごい不快な異音と共にフリーズすることがしばしばあり、これはかなり深刻な悩みでした。公式のアナウンスにもないのでどうしたものかと調べてみると、どうやら本体底部のSSDが熱を持つことで起こる可能性を指摘されており、それに従ってノートパソコン用の冷却ファンを下に敷いてからは今のところほとんど症状が出なくなりました。確証は持てませんが他に悩んでる方もいらっしゃったようなのでご参考までに。

 そんな訳ですっかりポリメガライフを送っていたのですが、つい先日PCエンジンHuカード用のターボモジュールとNintendo64用のウルトラモジュールを追加購入しました。今回は在庫がちゃんとあるため即発送されたのですが、なんと海外からなのに一週間も経たずに届いてしまい、半年待たされた身としては驚いてしまいました。
 こちらの手持ちは合わせて10本にも満たないほどなんですが、当サイトでお馴染み『ゲッターラブ!!』を始めとする思い入れたっぷりのものばかりなので、それでも全然安い買い物だと思いましたね。今は外国人観光客向けに中古ソフト相場が軒並み上がっていますが、現役で動かせるとなれば改めて所有してないソフトが欲しくなっちゃうもので、出費がとんでもないことになりかねませんや。

 当方はPolymegaを応援しています。