雑記の更新は不定期です。
2023年3月の雑記

3月14日(火) | 開設記念の日

 3月14日は当サイトの開設記念日です。なんと23周年を迎えました。何せ当時はまだ20世紀の昔ですし、その時に生まれた人はもはや普通に青年ですからね。この23年の間には張り合いの無さからやる気を失っていた時期もありましたが、それでも完全閉鎖だけはしないぞと踏ん張り続けた結果モチベーションも回復して今日に至り、今年もまた今日という日を迎えました。一時的にでも休止をしていれば○年という単語にも永久に注釈が付いてしまってたところですから、我ながらナイス判断だと思いました。

 SNSのアイコン用に描いていた絵を上手く流用して何とか今日に合わせて記念イラストもアップすることができましたが、ここのところちょっと更新頻度が鈍っているのでまだまだ頑張らなければなりませんね。



3月11日(土) | 豆苗グランプリ


 先日、長年のファンである小田扉先生の新作『フランチャイズ! つくだ☆マジカル』の単行本発売記念のキャンペーンに応募しました。Twitter上でのリツイートキャンペーンなどは他の人のタイムラインを己の欲で汚したくないという信念のもと一切やって来なかったのですが、これは感想を書くことで応募となるシステムのため逆に気兼ねなく参加できたこと、何より賞品のサイン色紙が本気で欲しかったのでした。

 思いの丈を綴ったことで最終選考には残れたようですが、最後は「一旦切った豆苗に応募者の名前を書いたタグを付け、伸びた高さの上位10名を当選とする」という極めて公正なシステムによって決められることが発表され、正直運の要素が絡むものは勝率が良くなくて半ば諦めムードだったんですが、既に冒頭の画像からおわかりのように、見事自分の豆苗がやってくれて当選しました!


 いやホント『つくだ☆マジカル』は凄い作品なんですよ。最初から一年間という短い連載であったため全2巻なんですが、このたった2冊がとにかく濃密で。小田扉作品の絶妙な非日常感とファンタジーとの相性が良くて何とも言えない空気感のショートギャグが展開されていくんですが、1巻の後半あたりから徐々に舞台が広がって行き、次々と明かされる真実そして「これが伏線になっていたのか!」という驚きの連続。連載時に読んでた時も感銘を受けていましたが、単行本で通して読むと息つく暇もなく押し寄せてくるのでちょっと感じたことのない読書体験ですね。小田先生の代表作は33巻まで続いた『団地ともお』ですが、この短い作品はそれに匹敵するほどの代表作となったと言えます。そしてそれほどの作品なだけにイラスト色紙をいただけたのは本当に感無量なんです。早速フレームを買ってきて部屋に大事に飾っています。興味を持った方は是非手に取ってください。近年の最推し漫画です。