雑記の更新は不定期です。
2022年10月の雑記

10月28日(金) | 掲示板を作ったよ

 2週間ほど前の出来事。友人のイラストレーター・ワタナベスグル氏とTwitter上で掲示板の機能の話題になり、それならば自分でそのアイデアを搭載したPHP掲示板を作ってみようと思い立ち、即行動。と言ってもさすがに一からプログラムを書く訳ではなく、公開されている掲示板サンプルのデータをコピペするやり方ですが。

 しかしながらサンプルデータは一長一短。複数のサンプルからこの機能とこの機能の両方が欲しいとなった時には、自力で仕組みを理解し、正しく組み合わせる必要があります。

 それからはもうプログラミングにハマってしまい、連日夜更かししてパソコンに向かいっぱなし。PHPの掲示板にはデータベースなるものを使うやり方が一般的なのですが、どうしても上手く導入できずにいたところ契約しているサーバーの一番安いプランがデータベース非対応ということで、それに気付くのにまず一日かかりました(笑)。 そんな訳でデータベースのないサンプルを探したり、データベースに該当する部分を特定して削除したり置き換えたり、ああでもないこうでもないと頭を捻りながら、あっという間に一週間が経過しました。このちょっと前に有機ELモデルのNintendo Switchを買っているのですが、ずっと欲しかったにもかかわらずそれにすらまともに手を付けない程の没頭ぶりでした。

 日数を重ねるごとにある程度応用もできるまでになり、自分の理想とする掲示板に向けて欲しかった機能をどんどん実装することができました。特に『森ちゃん堂』時代の名物だった選択式のアイコンは、現行のレンタル掲示板にはなく残念に思っていただけに喜びもひとしお。さらに完成を記念してワタナベスグル氏から貴重な描き下ろしアイコン画像の提供も受け、自分の描いた画像ばかりでは成し得なかった魅力のある掲示板になりました。

 そうして完成したのがこちら。

ちょっと今ここだけの板
https://morichan.com/bbs/bbs.php

 デザイン的には少しTwitterに寄せていて、それぞれが気ままにスマホから投稿するタイムラインっぽいものを意識しました。Twitterより文字上限を多く設定しており、一言つぶやきからちょっとした文章まで書けるようにしています。
 サイトに置いてある掲示板は性質上どうしても「森嶋と会話する場所」みたいになりますが、ここはサイトとは独立した形をとってますので誰でも気軽に参加していただければと思います。逆に言えばTwitterで全然事足りるという中で内容的にどう差別化して行くかが課題でしょうか。ちなみにアイコンは20年前に描いた山岡が人気ですぞ。

 また、コンピューターの技術は日進月歩なので、4年前に作った当サイトで使われてるタグが今はもう古かったりしてるということも判明し、ぼちぼちこちらの方も水面下で手を入れていかなきゃなとも思った次第です。

 という訳でひとつよろしくお願いします。



10月26日(水) | トーセンヤッテキタ


 2日前、佐川急便からメールがあり、何やら自分宛てに荷物が届くとのこと。はて、通販は今は何も頼んでないけれど。
 差出人を見たらJRA(日本中央競馬会)。どうも何かの懸賞に当たったっぽい。そういえば確か馬券を買うと自動応募になるやつでダメ元でエントリーだけしといたことがあったな。でも賞品はクオカードじゃなかったっけ。宅配便で届くのならそれなりの質量だと思われるけど皆目見当もつかないぞ?
 そんなこんなで今朝一で荷物を受け取ってみると、タンブラー&コースターのペアセットが当選していました。それぞれにダービー馬・ドウデュースとオークス馬・スターズオンアースが描かれた450mlのサーモタンブラー。値段を調べるなんて無粋なことはしないけれどこれ一個でもそこそこいいお値段するやつじゃなかったっけ。
 改めてキャンペーンサイトを見たら、インターネット投票に新規登録した人を対象に500名様とあります。確かに競馬用口座を新しくしたのは今年でしたが、まさか当たるなんてなあ。もしかするとこの口座になってからただの一度も馬券を獲れていないので、見かねたJRAさんが恵んでくれたのかもしれませんね(笑)。ともあれこれから温かい飲み物が恋しくなる季節、保温タンブラーは普通に重宝しそうです。ありがとうございました!またお布施するよ!



10月23日(日) | あれから一年

 声優の杉本沙織さんが亡くなられて10月21日で一年になりました。 長年好きだった方の死というのはこれまでに経験したことがなく、年上である以上そういう日はいつか来たかもしれませんが、それにしたって早過ぎました。もちろん悲しかったですし寂しかったですが、 正直戸惑いの方が強かったです。

 特に近しい間柄でもない一ファンに過ぎないため、公の場を通じてしかお会いしたことがありませんが、それでもその時の思い出を胸に「また会いたいなあ」とか「今度手紙を書こう」とか、あるいは作品に触れることでその存在を身近に感じていたので、要するに(当たり前ですが)これまで杉本沙織さんがどこかにいる前提で物を考えていた訳です。なので「沙織さんのいない世界」というのはその前提がひっくり返ってしまったんですよね。どれだけ待ってもライブが行われることも叶わなければ、アニメを観ていてももう新たにそのお声を聞くこともなく、何をするにも「ああ、これからはそうなのか」と張り合いを失ってしまいました。

 そう思うと『しまじろう』も自然と観るのをやめてしまいました。もちろん自分もこの作品に対しての思い入れはありますが、元々は対象年齢になく沙織さんの声を聞くために観ていたところが多分にあるため、後任の声を聞くのも寂しい気持ちがありどうしても気乗りしなかったのです。おにぎり王子が好きで畑の行く末とか気になってたんですけどね。

 そうしている間に『しまじろうのわお!』の放送エリアが大幅に減ってしまうという改編があり、その中に熊本県も含まれていたため観ること自体できなくなってしまいました(BSで放送されているようですが)。 さらには今までポムポムプリンのグッズ(おもに声の出るもの)をチラホラ買っていた地元のサンリオショップも閉店してしまい、まるでタイミングを合わせたかのように自分の周りから一気に沙織さんとを繋いでいたものがなくなってしまったような感覚になりました。

 それから一年経って悲しみも薄れてはきましたが、この喪失感というか行き場を失ったような気持ちは今後一生抱えていくものなのかなあと思います。故人の記憶は決して忘れたくないけれど、それでも自分のために前を向いて進み続けなければいけない。生きるってことはそういうことなんだと思います。