更新日: 2022.12.05
『玄米VS白米』(12集)

 単行本4集で社員旅行で訪れた、伊豆は白川温泉に再びやってきた文化部御一行。そこへ合宿中の武育女子大柔道部がランニングで通り掛かります。部員たちを竹刀片手にシゴいているのは主将の権田原と副主将の金爪。なんとこの二人、ともに世界選手権で優勝した猛者だそうです。ヒィ!強すぎる!(アニメでは日本選手権になってました)

 その後、山岡と副部長が投げ技で建物の外まで吹っ飛ばされるなどすったもんだがあり、部内で強いられてる玄米食に疑問を持った山岡が「本当の玄米食を教えてやる」と宣言したところで物語は後編へ。

 自身の栄養指導を侮辱されたといかにも武道家っぽい名前の部長・宮本武子先生に呼び出された山岡は決闘を申し込まれます。そこへ栗田さんが「山岡は先生のお弟子さんにも投げ飛ばされたくらい弱いのでそんなことをする価値がありません」と上手く水を向けて決闘の事態は回避されるのですが、いや、お弟子さん世界選手権で優勝してるんですけど……?

 名誉挽回の機会を与えられた山岡は、権田原主将の運転で農場へ。こんな汚いところへ行く時くらい着替えようよ宮本先生。糞とか見てるし。そんな訳で柔道部の玄米は不完全な有機農法によって間接的に農薬や抗生物質が残留して味にも影響を及ぼしていたことがわかり、これからは美味しくて安全な玄米で強くなれるよ問題解決めでたしめでたし。まあ武育女子大の玄米食からも世界選手権優勝者は出してるんですけどね!

 ところでこの話、どの辺が「玄米VS白米」だったのだろう?


柔道世界一